蚊取り線香について

蚊取り線香の効果と使い方を詳しくご紹介!

夏は毎年蚊取り線香を準備する、というご家庭は多いのではないでしょうか。

 

最近ではスプレータイプや電気式などいろいろな殺虫剤が販売されていますが、蚊取り線香はその中でも最も歴史が古く、安全で高い効果が得られることで知られています。

 

ここではそんな蚊取り線香を使ったことがない、どんなものかよく知らないという人のために、蚊取り線香の効果や使い方蚊取り線香がどのようにして作られたのかなど…詳しくお伝えしていきます。

 

蚊取り線香ってどんなもの?

蚊取り線香は、蚊除け、また蚊を駆除する効果のある成分が練り込んである線香のことを言います。渦を巻いた線香に火をつけ、それによって上がる煙に含まれる成分によって蚊を駆除します。

 

蚊取り線香を考え作ったのは金鳥(きんちょう)の創業者である上山英一郎氏です。蚊取り線香の原料となる除虫菊を外国から取り入れ栽培・収穫し、試作を重ね、1890年に棒状の蚊取り線香が発売されたのが始まりです。新聞や雑誌などに掲載され、線香タイプになった虫除けが世界初として当時大きな注目を浴びました。

 

のちに英一郎氏の夫人が渦巻き型の線香を考えつき、試作が進められ、1902年には現在の形である渦巻き型蚊取り線香が発売されました。

 

蚊取り線香の効果と特徴

では、この蚊取り線香にはどのような効果と特徴があるのでしょうか?

 

蚊を寄せ付けない&駆除する

蚊取り線香には、先にも少し触れましたが除虫菊という植物が原料として使われています。この除虫菊に含まれている成分であり、蚊取り線香の有効成分となっているのがピレスロイドです。蚊を寄せ付けない効果、また蚊を駆除する効果に優れています。即効性があるのも特徴です。

 

ピレスロイドについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ピレスロイドは虫にだけ有効?その効果と特徴について

 

効果はどのくらい持続する?

線香が燃えて、煙が上がっている間は効果が期待できます。蚊取り線香の時速効果は、レギュラータイプは約7時間が目安です。その他にも大型の蚊取り線香で約12時間、小型の蚊取り線香で約3時間、効果が持続するタイプのものも販売されています。

 

どのくらいの範囲に効果がある?

蚊取り線香は煙が広がっている範囲に効果があります。従って閉め切った部屋で使用した方がより効果的ですが、長時間そのままにすると目・鼻・のどに刺激を与える場合も…。

 

必ず換気は行いましょう。外で使用する時は風上に設置して、煙が周辺に行き渡るようにすると効果的です。

 

蚊取り線香の安全性について

殺虫効果のある成分としてはディートも有名ですが、ディートは人の体内に入ると健康を害する恐れがあるとして使用の注意が呼びかけられている成分でもあります。

 

対してピレスロイドは、光や空気に触れると素早く分解されるため人に影響を与えにくく、万が一体内に入っても短時間で解毒・排出されるという性質を持っています。そのため安全性が高く、人に害を与えず、虫にだけ効果を発揮してくれるのは蚊取り線香の魅力の一つです。

 

ペットがいる部屋で使っても大丈夫?

犬、猫、ハムスターなどの小動物がいる部屋で使っても問題ありません。ただし、蚊取り線香を使う際は、十分な換気は必要です。

 

カブトムシなどの昆虫類がいる部屋ではNG!またカエルなどの両生類、トカゲ、イグアナなどの爬虫類、観賞用の魚がいる部屋での使用も避けましょう。

 

蚊取り線香の使い方

では、ここからは蚊取線香の使い方についてみていくことにしましょう。

 

蚊取り線香を外す

蚊取り線香は2枚一組になっています。まずはこの重なっている2枚を外しましょう。

  1. 蚊取り線香の中心を上下に軽く押します。
  2. 少し飛び出た中心を上下からつまみ、ゆっくりと引っ張って外します。

 

線香皿を用意する

火をつける前に、線香を置く線香皿を用意しておきましょう。

  1. 線香が入っていた缶の蓋を裏返します。(この蓋の裏側が線香皿になります。)
  2. 裏返した蓋を缶の上に置く。

 

線香に火をつける

取り外した1枚の線香に火をつけます。

  1. 渦巻きの先端が下向きになるように持ちます。
  2. 先端に火をつけます。
  3. 火をつけたあと、炎を消します。(徐々に煙が上がってきます。)

 

線香皿に置く

  1. 用意した線香皿の中央に、火をつけた線香を置きます。(線香皿のふちに線香がつかないように注意!火が消えてしまいます。)
  2. 付属のカバーをかけます。

 

蚊取り線香を使う時の注意点

では、次に蚊取り線香を使う際の注意点についてみていくことにしましょう。

 

ヤニに注意

煙が当たっている所にはヤニがつきやすくなります。煙が直接家具などに当たらないよう注意を。またカバーについたヤニが溜まりそれが線香の上に落下すると、火が消えたり、反対に燃え上ったりする可能性があります。10回ほど線香を使用したら洗剤をつけたスポンジなどんでヤニを取り除きましょう。

 

燃えやすいものを近くに置かない

炎は上がっていないにしても、線香は常に燃えている状態ですから火事にならないよう注意は必要です。紙や服などを近くに置いたり、カバーの上に置かないようにしましょう。

 

自分の好みの蚊取り線香を探してみよう!

蚊取り線香と一言で言っても、最近ではいろいろな種類が販売されているんですよ!

 

煙が少ないタイプも販売されていますし、ローズやラベンダーがほのかに香る香り付きタイプも販売されています。ピレスロイドを含まず、アロマの虫除け効果を使用した製品もありますね。蚊取り線香を嫌煙してしまいがちな若い世代の人にも使いやすく改良されていますから、暑い時期には注目してみるといいかもしれません。

 

蚊取り線香はアウトドアなどにもおすすめです!用途や好みに合った蚊取り線香を探してみましょう!